男性更年期障害

症状の緩和や治療


症状の緩和や治療

    更年期障害は誰にでも

    診断

    これまで更年期障害は、更年期を迎えた女性特有の障害と思われてきました。
    しかし、近年になって男性や若い女性(20代〜30代)でも更年期障害の症状を訴える人が多くいることが分かってきました。
    男性の場合は「男性更年期障害」あるいは「加齢男性性腺機能低下症候群(LOH 症候群)」、若い女性の場合は「若年性更年期障害」と言われています。
    ちなみに、日本での2016年時点における男性更年期障害の潜在患者数は、「日本AgingMale研究会」の会員を対象に株式会社マーケティングセンターが2006年に実施した調査から10年後を想定した資料によると、およそ15人に1人の割合(男性人口約6,000万人のうち約400万人)に達していると考えられますが、別の資料(NHKの独自調査資料)では、すでに600万人とも言われています。いずれにしても、高齢化の進行が著しいなか、その数は今後ますます増えると考えられます。

    ホルモンバランスの崩れが原因

    更年期障害は病気というよりも、誰もが長い人生の中で、ホルモンバランスが崩れる時期に起こり得る一連の症状をもたらす一過性の障害です。
    男性更年期障害の場合は、男性ホルモンの「アンドロゲン」の中の「テストステロン」というホルモンの産生量の低下によって引き起こされます。
    更年期障害は、人によって症状に個人差があるため、まったく気づかない人もいれば、重い症状に悩まされる人もいます。
    一過性の症状だからといって、更年期障害を放置してもよいということではありません。
    更年期と言っても、40代、50代は働き盛りです。この時期に更年期障害を患ってしまったら、仕事や家庭などの日常生活に少なからぬ影響が出ます。
    「アクティブライフサイト」では、主に男性更年期障害にスポットをあてています。男性更年期障害について、詳しくは男性更年期障害のページをご覧ください。

辛い症状は様々

具合が悪い

更年期障害の症状は、「肩がこる」「疲れやすい」などの軽いものから、「脱力感」「気力喪失」といった精神疾患にも似た状態に及ぶものまで実に多様で、異なる症状が重なって複合的に発症することも珍しくありません。
更年期障害の症状に悩まされているご本人はとても辛いのですが、側からはその辛さがなかなか理解されにくく、「歳のせい」と思われたり、ひどい場合は「怠けている」とか「ダメな性格」というように見られてしまうこともあります。

男性機能の低下にも

男性機能低下

「まだまだ若くて頑張れると思っていたのに、なぜか身体がいうことをきかない」そうした思いを持つ人は決して少なくはないでしょう。
男性更年期以降、男性ホルモンの分泌低下から、精力減退、勃起力不全などの障害が起こります。
また、いわゆる更年期世代ではなく、30代、40代の頑張り世代の方でも、日々の仕事での重圧や過労、アンバランスになりがちな生活環境などからストレスが溜まって男性ホルモンの分泌が滞ることで、男性機能は低下します。
ご自身でしか判らない。また、たとえクリニックや病院などの医療機関であっても他人には明かしたくない個人的な身体の事情については、自ら症状を確認し、ご自分で治療や予防を行うセルフメディケーションがもっとも適していると考えられます。
セルフメディケーションについて、詳しくは「セルフメディケーション」のページをご覧ください。

チェック診断結果から
セルフメディケーションへ

「更年期障害チェック診断」結果から、症状に応じて選択していただける医薬品・健康食品をご紹介いたします。
更年期障害に関する4つの診断結果に、男性機能低下を加えた5つのアイコン項目から、「アイコン」もしくは「文字」をクリックしていただきますと、セルフメディケーションの選択に相応しいお勧めの医薬品・健康食品をご覧いただけます。

大丈夫「大丈夫」の方へ
診断結果が「大丈夫」であったとしても、現在の健康状態がいつまでも続くとは限りません。

要注意 「更年期障害に要注意」の方へ
ちょっとした自覚症状といえども更年期障害の前触れであるかもしれません。

疑われる「更年期障害が疑われる」方へ
気がかりな症状が続く、時おり他の症状も現れはじめたなど、更年期障害が懸念されます。

男性機能低下回復「男性機能低下」の方へ
単に年齢が原因の症状とは限らず、更年期障害の症状のひとつともいえます。

更年期障害「更年期障害」の方へ
更年期障害という診断結果の場合は、症状の悪化・進行を防ぐための対策が必要です。


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