健康でいつまでも元気

アクティブライフ


アクティブライフ

    世代を超えてエネルギッシュに

    アクティブシニア

    現在、すでに世界でも有数の高齢化社会を迎えている日本ですが、今後もますます人口の高齢化が進み、超高齢化社会が現実のものとなってきました。
    日本の高齢化は、人口ピラミッドの上位を占める60歳代後半から70歳代に掛けての、いわゆる「団塊の世代」と、その子供世代となる40歳代の「団塊ジュニア」によって進行すると言われています。
    世代人口のマストとなる中高年世代には、かつての「中年、老年」という自覚認識はなく、総じて健康で元気、日々の仕事やライフスタイルも若者世代と変わりなく、好奇心も旺盛、消費活動も活発という人が多くいます。
    そうした人たちを「アクティブシニア」と呼称されるようになったのは、2007年頃のことですので、それからすでに10年以上も経っています。
    しかし、そのいっぽうで、人口の高齢化とともに様々な問題が深刻化してきています。例えば、生活習慣病や認知症罹患者の増加、高齢ドライバーによる交通事故の発生、保険医療費の増加など、これらはいずれも既知の社会問題として知られています。
    そうした中の一つに、加齢によって生じる更年期障害という問題があります。「団塊世代」の多くは、すでに更年期世代を経過していると言えますが、それに次ぐ「団塊ジュニア世代」にあっては、まさにこれから直面するのが更年期の試練です。
    Active-LIFE.siteは、ホルモンバランスが崩れる時期に、誰もが起こり得る更年期障害を、自己治療・服薬の「セルフメディケーション」によって克服し、中高年世代が理想とするアクティブなライフスタイルをエンジョイされることを応援しています。

望ましいアクティブライフとは

望ましいアクティブライフとは、どのような状態・状況を指すのかは、明快な定義はありません。そもそも「アクティブライフ」という言葉自体が造語ですので、人それぞれ、解釈や印象が異なるのはやむをえないことかも知れません。
それでも、アクティブなライフ(スタイル)という言葉からは、「躍動的(健康で元気)な生活」というように捉えることができます。

健康に関して抱えている不安

ちなみに、厚生労働省の平成26年度「厚生労働白書」に示された「健康をめぐる状況と意識・健康に関して抱えている不安」の調査結果によると、「体力が衰えてきた」が、他の設問項目よりも全世代で圧倒的に多い結果がでています。
体力の衰えの実感は、年齢や性別によって異なる状況がありますが、更年期世代にあっては更年期症状の徴候と考えられなくもありません。

いっぽう、同じ「厚生労働白書」の「健康をめぐる状況と意識・健康にとって最もリスクとなること(過去との比較)」では、2004年と2014年を比較すると、「加齢や遺伝」と答えている人が顕著に増えています。
これは、人口の高齢化が進んだことによる結果と言えますが、以前のような年齢による行動抑制が薄らぎ、年齢を増しても仕事や遊びなどの日常生活で年齢にとらわれない行動を持続したいという潜在意識の現れであるとも言えます。

健康にとって最もリスクとなること

民間企業の調査によると、更年期を迎えた人の多くが理想とするライフスタイルでは、「健康」、「ゆとり」、「自分らしさ」、「明るく前向きな姿勢」などが上位にランクされています。
更年期にあってアクティブなライフスタイルを維持できることは、同世代においてのステータスであるとともに、それを実現・実感するために必要なのが、まさにセルフメディケーションであり、体調や精神状態を自ら管理し、自らの健康を保持することであると言えます。

アクティブライフで乗り切る

潤いあるアクティブライフを楽しむためには、「一億総活躍社会」という言葉が示すように、年齢などに関わらず仕事をバリバリ続けるのも良いのですが、あまり仕事一途に頑張りすぎて、過労やストレス、睡眠不足、不規則な生活に陥ってしまうようでは却ってマイナスの結果となってしまいます。
更年期障害に陥らないからアクティブライフを楽しめるというのは当然のこととして、更年期障害を克服するためのアクティブライフという考え方が重要です。

アクティブライフの基本は日常習慣

時間をかけて入浴
入浴には、温熱、水圧、浮力の3つの作用があり、1日の活動で疲労した筋肉がほぐれ、同時に自律神経のバランスが整えられることにより心身がリラックスします。それだけでなく、免疫力の強化、冷え性やむくみの改善、血流を良くする、快眠の準備など、多様な効果があります。
効果的な入浴方法は、40℃前後の温度の少しぬるめのお湯で、時間をかけて湯船に浸かることです。エッセンシャルオイルや入浴剤を使って香りを楽しむのも、更年期障害の症状によって落ち込んだ気持ちを回復させ、かつ安定させるのに役立ちます。

良い睡眠をとる
良い眠りはとても大切な役割を果たしています。それは、正常な人も様々な疾患や障害を持つ人も同じです。睡眠を充実させる環境を整え、それを習慣づけることにより身体の有する治癒力を高めます。
更年期障害の症状には、寝つけない、眠りが浅いなどもありますが、就寝時間を決め、ベッドや布団に入って横になり目を閉じること、それだけでも心身は安らぎます。寝つけないからといって、起き上がって何かをしていると睡眠機会を失ってしまいます。睡眠不足は、更年期障害の悪化につながります。

朝日を浴びる
朝、目覚めた時、お天気が良ければ朝日を浴びる習慣をつけましょう。陽光を身体に受けることにより、イライラした気持ちが落ち着きます。それは、陽光を浴びることによって交感神経系が刺激され、脳内に「幸せホルモン」とも言われている「セロトニン」という物質が分泌されることで、不安定な気持ちが和らげられるからです。
陽光は、窓ガラスや薄いカーテンも透過しますので、外へ出なくても室内の窓辺にいるだけで効果が得られます。
そして、重要なのは、「セロトニン」の働きにより、睡眠ホルモンである「メラトニン」の分泌が促されることです。ただ、「セロトニン」の影響を受けて「メラトニン」がもっとも多くなるには、およそ14〜15時間は掛かることから、ちょうど深夜の睡眠時間帯に「メラトニン」の効果が発揮されて良い睡眠を得ることができます。
睡眠に不安のある方は、ぜひ、朝日を浴びる習慣をつけてください。

運動
軽い運動で身体を動かす
運動によって血液の循環が良くなり、新陳代謝が促されます。また、運動は身体的な効果だけでなく、脳の活動にも良い効果が認められています。
たとえば、ウォーキングやストレッチ体操などの運動によって軽く汗をかくと、心地よい気分になります。更年期障害によるうつ症状や絶望感に陥りやすい精神的状態をときほぐすのには、手軽に取り組めて継続することのできる運動の習慣をつけるようにしましょう。

時間をかけて美味しい食事をとる
食事は、時間をかけてとることが大切です。ただ、お腹を満たす、栄養を摂り入れる、というような処理的に摂取するだけの食事は、食べたものが消化されにくいだけでなく、心のバランスを崩しやすくなるなど、身体的にも精神的にも消化不良を引き起こします。
食事で摂取したい望ましい栄養素としては、豚肉・大豆・昆布などに含まれるビタミンB1、レバー・貝類などに含まれるビタミンB12、パセリ・レモン・パプリカなどに含まれるビタミンC、鰻・植物油・ナッツ類などに含まれるビタミンEがあげられます。
ただ、栄養素だけに気を取られて食材を選んでいると、変化に富んだ美味しい食事が作りにくくなってしまうこともあります。美味しい食事の工夫による効果は、更年期障害によって生じた食欲不振を治し、食事を楽しくして食欲を亢進させます。

趣味・スポーツを楽しむ
継続して取り組むことのできる趣味、スポーツなど、自分にあった楽しみを持つことができれば、更年期障害による落ち込みや気疲れなどの心因性症状の緩和や克服に役立ちます。また、目的を持ち、楽しい時間を過ごすことは、心因性ストレスから影響を及ぼされる更年期障害の予防にもつながります。

更年期障害は、一過性の症状
とても重要なことで、常に覚えておいていただきたいことがあります。それは、「どんなに辛い更年期障害の症状も時期が過ぎればいずれ治る」ということです。
このことを知っているだけでも、心を落ち着かせることができます。自分の症状が一過性のものであることを理解できれば、仮に辛い症状に遭っても、セルフメディケーションにより症状の緩和・治療を続けることで、いずれ治るという希望を持つことができ、理想とするアクティブな行動精神を保つことにもつながります。